ロードオブザリング1〜3

私はファンタジーが苦手なので見ないように生きてきたのですが、ホビットが見たいと夫が言うので、私も負けてられないと思ってロードオブザリングを全部いっぺんに借りてきました。借りた日から一週間、まいにち毎日が修行のようでした。眠くないのに、このDVDを見始めると途端にこっくりこっくり頭が揺れてくるのです。変だな〜不思議だな〜と思って一旦、見るのをやめると、少し目が覚めます。もう一度、見始めるとウトウトむにゃむにゃとなってしまうのです。2巻のあたりは大体寝ていましたが、しかし全く話が進展しないので別に寝てても大丈夫でした。指輪を捨てるために旅に出るんですけど、全然話がすすまないので、おまえらやる気あんのかよ!と夫に向かって言いました。夫は「色々たいへんなんだよー強いしさー」と言い訳をしていました。主人公が弱すぎるのもギャグかとおもいます。なにかとピンチになるたびに、なんか知らんけど指輪をプルプルさして指にはめようとするのです。そんなことをしてはダメだって言うのに、やるのです。お友だちが預かるよって言うと、お前は弱いからダメだって言うのです。弱いくせに偉いひとにちょっと頼まれ事をされたものだから、自分が偉いひとになった気分でいるのです。可愛い顔してるからって調子に乗っているとしか思えませんでした。最後は指輪を捨てて、長い旅路を戻る苦労があるのかと思ったら、大きい鷲に乗ってピューっと戻っていったので、え?最初から鷲に乗ってピューって捨てにいけばよかったのでは?と思いました。終わってよかったです。