回路

回路 [DVD]

職場の男の上司がおもしろいと言っていたので見ました。ほかの男が薦めた映画を恋人といっしょに見ました。ほかの男の薦めだということを伝えると、恋人は腕組みして頬を膨らませプーンっとしていました。今年４０になる中年という名のおっさん。
ところで、この回路というやつを見て衝撃の仕組みに気付いてしまったのですが私は映画を見ているときに、カメラワークがころころ変わると何が起きたのか判らなくなる、というゾッとする出来事がありました。例えば、ドア入り口から部屋の中を映すシーン、そこで会話があって、そこから今度は部屋の中からドア入り口を映すというようなシーンがあったとして、私はそれとこれが一つの空間だということが理解できずに苦しみました。恋人に「え？何が起きたん？これどういうこと？ワープ？」と言うと「え？だいじょうぶ？同じシーンだよ」と教えてくれました。映画は難しいなあ、と思いました。もう全部一個のカメラで撮ってほしいな、私の目は二個しかないし。
回路は、どんどんひとが死ぬ話で怖かったです。