リンダリンダリンダ

リンダリンダリンダ [DVD]

恋人が貸してくれました。いっしょに見るのかと思ったら「泣いちゃうかも知れないから、やだ」 という女子みたいなことを言われたので、さきほど一人で見ました。私は、ペドゥナちゃんが一生懸命歌っているリズムにあわせてウンウンとうなずきながら、泣いちゃいそうになっていました。女子高生ががんばってブルーハーツする文化祭の想い出は、とても青春すぎて、泣いちゃうかも知れない必須なのでした。文化祭にバンドしたり告白したり告白されたり喧嘩したりの青春を送ったことは一度もないけど、そんな灰色の青春を送ったオッサンやオバサンが見ても、青春ってエエやん・・・と思えるのだから、よかったと思います。
私の文化祭の想い出は、火の鳥の巨大な千切り絵（ステージの壁一枚分）を皆で作ろう！っとなる中学生らしい発想のやつでの出来事です。気弱な私とまとめ上手な直ちゃんが何故か担当責任者みたいにさせられて、まあ、滞りなく巨大な火の鳥が出来たのですが、出来上がって皆でヤッター！！と言っているとき、担任の先生が完成を祝して一言「クラスのみんながひとつになったから、こんなに素晴らしいものが出来た、そしてそれをまとめた直ちゃん、よくやった」みたいなことをおっしゃり、そのあと付け足すように「あ、アナタもね（笑）」ということを言われた想い出があります。影の薄い私は、こういったことを濃く深く根に持つタイプなので一生忘れません。