トールマン

まだ付き合う前の夫と初めて2人きりで見に行った映画館はシアターN渋谷という映画館で、そこで私たちは「ザ・ホード」というゾンビ映画を見てゾンビのハラハラドキドキの共有によって結ばれたのでした。これだけで充分の思い出センチメンタルジャーニーの地として残しておきたい場所であるはずなのに、この12月で閉館だというからちょっと待ってくださいよ!と挙手せずにはいられません。しかし私には閉館を中止させるほどの大金が無いので1000円を持って映画を見に行きました。この日はレディースの日でした。私は女だったので1000円でした。トールマンという映画です。「トールマンにちなんで、トール…とおる、トオル!とおるさんも1000円です」というキャンペーンもしていました。とおるさん、やったね!それでトールマンについては、人がたくさん出てきて、しかも村社会の閉鎖空間で巻き起こされるサスペンスみたいなやつだったのですが、だんだん村社会サスペンスから行政問題、貧困問題に発展していくのでどうしちゃったのかと思いました。主人公じゃない女の子がかわいかったです。