ブレックファスト・クラブ

ブレックファスト・クラブ [DVD]

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ガリ勉男、筋肉バカ、不良男子、かわいいだけしか取り得のない女、不思議少女、という若者達が土曜日の学校で補習をほったらかしてココロの交流をするお話でした。若者たちは、皆それぞれ悩みを抱えておりとてもおもしろかったです。一番の良かったは、ガリ勉童貞が一生懸命に先生に提出する作文をガリガリ書き(みんなのために書いている)そのわきで、不思議少女と筋肉バカがイイ雰囲気になってキラキラしている、というシーンです(かわいいだけの女と不良男子もパツイチ決めるような勢いでした)アメリカ怖い!筋肉バカとガリ勉童貞の運命の分かれ道は、結構前半のあたりにあって、不思議少女がココロの悩みを打ち明けかけたとき、ガリ勉童貞はあとを追わなかったけど、筋肉バカは「なんか悩んでいるなら話を聞くぜよ」と追い掛けていったところにあると思います。ガリ勉童貞は、だからガリ勉童貞なんだよ!とそのとき思いました。女は話を聞いて欲しい生き物、話しを聞いてくれて正解の反応をみせてくれたら100点!あしたもホームランの世の中なのでRアメリカも日本も世界も大して変わらんよ、だから戦争反対!増税反対!
見終わったあとに恋人と「学生時代、この5人の中だとどのタイプだったん?」という話になり、わたしも恋人も「どのタイプにも当てはまらない普通の生徒だった」ということで一致したので、さすが恋人やで!とおもいました。イケてるグループにも、オタクグループにも属せ無い、スポーツが特別できるわけでも、勉強が滅茶苦茶できるわけでもなく、かつ、全くダメなこともない、どうにもしようがない、普通の女なのでした。わたしが犯罪をしたら、みんな口を揃えて「普通のひとだったのに…」っていうこと間違いなしの、エリート普通であり、社会に出たいまもかわらずの普通で、もうしわけございませんが、普通選手権で優勝できるほどの実力を持ち合わせている普通の女です!普通なら誰にも負けない、ゆずれやしない!ブレックファストクラブって、なんで急に最後いいだしたん?ガリ勉の決め台詞なん?