大日本人

この物凄い微妙具合ったら、なんだったのか忘れてしまうくらい、時間のたったいま、ちょっと素敵だなと思ったところは大佐藤さんの永遠にヒーローであり続けようとする誇りと、このまま続けていられるのかという哀愁っぷりの対比だったと思います。でも、そんなもの見終わったあとであれこれ考えて出た思いでもあるし(良かった、良かったと絶賛しているひとの気持ちを読んでなるほど、そういう見方をすれば、なるほど!となった結果)そんな、人に流されやすい私が言いたいのは松本人志信者の感想を読んでから見たら100点だっただろうな、という100点映画です。予備知識を持って見る映画なんて好きじゃないから、私は最後へんの滅茶苦茶にした部分のみ好きでしたと言います。