春琴抄

(指先が冷えて寒いので火鉢を持ってきましょうか、と言う佐助に対して)
「火鉢より、このほうがええ、このままじーっとしてて」(と、佐助に指先を撫ぜてもらうお話です)
百恵さんが、余りにも可愛すぎるので、その時点で春琴に関して何も言う言葉が出てこなくなってしまうんですけど、しかし、あの春琴が凄い乙女少女な設定になっていた所が許されないってもんじゃありませんでした。(ずっと一緒におって、離れんといて、とか佐助に泣き付いていました)
そして庭先で目の見えない春琴と佐助が転げて四つんばいでお互いを捜し合うシーンでは、あまりにも間抜けな画面に笑い出すしかありませんでした。三味線とか琴とか着物とかが綺麗で良かったです。